2013年02月28日

A320のとんがりさん

先日エアバスジャパンを利用しました。ターミナルから機体そばまで乗客を運ぶバスから降り、機体後方から搭乗しようとタラップ(ターミナルから離れた場所に駐機された飛行機の乗り降りのために装備される階段)に向かっていた時のことでした。少し離れたところに駐機されているジェットスタージャパンの機体が奥に見えました。何か違和感があり、目をよく凝らして見てみると、機体はエアバスジャパンと同じ機種のA320。ですが、主翼の先端が明らかに違うのです。

目の前ののヒコーキを見ると、ハートの形を横に倒したようなものが主翼端に付いています。ウイングチップ・フェンスと呼ばれるものですね。一方でジェットスター・ジャパンのヒコーキを見ると、三角のとんがりが付いています。ちょうどB737のウィングレットのような。

Yuko 201302 025.JPGYuko 201302 019D.jpg

そう。それは、噂のシャークレット装備の飛行機でした。

この機体はフランス・トゥールーズを出発し、2月22日に成田空港へ到着したばかり。このシャークレットと呼ばれる装置が装着したヒコーキはまだ世界中に10機もないという珍しいヒコーキなのです。もちろん日本では初導入。昨年7月に就航開始したジェットスター・ジャパンの8号機(登録番号JA08JJ)に初めて装備されました。

そのシャークレットが何かと言うと、燃料の消費をカットする=燃費を良くするための装置です。燃料コストが節約できるだけではなく、航続距離が185キロメートル延び、最大積載量も約450キログラム増加するというのです。エアラインにとって嬉しい装置ですね。飛行機ファンとしては、B737とA320がますます似てきて区別がつかなくなったらどうしようと心配しています。

このシャークレットがオプション装備として装着できるA320ファミリーは、デリバリー数5,400機以上、発注数9,100機以上と世界的に需要の高い飛行機です。どのくらいの数かというと、毎日2.5秒毎に世界のどこかでこのA320ファミリーが離発着しているイメージです。2015年就航予定のA320neoファミリーには、標準装備として付けられるシャークレット。これからが旬のとんがりさんです。


posted by Amelia at 07:49| Comment(0) | 日系エアライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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