2013年05月08日

滑走路の番号

空港の滑走路に書かれている2ケタの数字について、疑問に思ったことはありませんか? 私もかつて、「あれは何を意味しているのだろう?」と思っていた一人でした。羽田空港には4本の滑走路があり、A滑走路から順にB、C、D滑走路まであります。そのそれぞれの滑走路の両端に2桁の数字が書かれているわけですが、並行するAとC滑走路には同じ番号が振られています。ここまで言うとピンとくる人もいるでしょうか。

そうです。この数字は角度を示しています。360が真北の方角を示すのに対し、時計回りに090が真東、180が真南、それから270が真西を指します。滑走路に書かれている2ケタの数字はその角度の最初の2ケタ。例えば北風が吹いている時、羽田空港から西・南方面へ向かう便は、D滑走路の05から飛び立ちますが、それは飛行機が真東から40度北へ傾いた方向へ向かって飛んでいくことを表します。(四国地方へ向かう場合は離陸してすぐに右旋回してしまいますが。)

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そう言えば先日、4月上旬にオープンしたばかりの酒々井プレミアムアウトレットに行ってきました。フードコートはまるで空港にいるかのような造りに設計されており、中央エリアは滑走路で囲まれていました。角度を示す数字も描かれていましたが、「19R」「19L」「01R」「01L」「28R」「10L」と、この辺りの空港ではあまり馴染みのない数字でした。調べてみると、日本の空港でも使われている滑走路です。それも意外とたくさん。01/19滑走路を使用している空港は新千歳空港、山形空港、福島空港、大分空港、徳之島空港。一方で、10/28滑走路を運用しているのは、三沢空港、秋田空港、新潟空港、広島空港、それから鳥取空港でした。

ただ、その2つを組み合わせた滑走路を持つ空港は日本には存在しません。デザイン設計者が、アウトレットがある方角を調べてこの滑走路が描かれたのであれば、それは本物かもしれません。ただ欲を言うと、成田空港近くにあるアウトレットということで、成田空港の滑走路に似せていれば最高だったと思います。成田空港の滑走路は2本。4,000メートルある16R/34LのA滑走路と、約2,000メートルの16L/34RのB滑走路です。


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posted by Amelia at 21:17| Comment(0) | ヒコーキのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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