2014年04月29日

滑走路に仕掛けられた罠

飛行機で旅に出たとき、何かの事件に遭遇したことはありませんか?  先日、珍事件の話を同僚から聞きました。ボーイングB737のメインランディングギア(胴体中央のタイヤ)が、滑走路のくぼみに引っかかり、動けなくなったという事件でした。それも、お客さんが乗っている飛行機で。

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(写真はイメージです。)

事件は、その機体が滑走路の端っこで離陸許可を待っていたときに起こりました。管制塔から離陸の指示が出され、動き出そうと思ったところ、体が動かない。お客さんはさぞかし不思議に思ったことでしょう。機長は焦り、推力を上げて脱出を試みましたが、ビクとも動かない。あぁ、どうしよう。

実は、B737のような小さめの機体は、この隠れた罠に運悪く引っかかることがあるそう。この凹みは、ジャンボ(B747)やトリプルセブン(B778)などの大型機が、同じように滑走路の端っこで待機している間に、荷重がかかって自然にできたもの。それより小さいタイヤが装備された飛行機は、加速していれば難なく通過できるほどの凹みでも、ちょうどその場所で動きを止めてしまうと、いざ動こうとしたときに脱出できなくなってしまう、というカラクリのようです。

小さいとは言え、あんなに大きいものがはまっている姿を想像すると少し滑稽です。こんな珍事件なら、実際に遭遇してもいいかな、と思うのは私だけでしょうか。


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posted by Amelia at 18:44| Comment(0) | ヒコーキのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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