2014年08月28日

Knee Defender

今朝のテレビで面白いニュースが流れていて、思わず画面を消そうとしていた手を止めてしまいました。ユナイテッド航空のニューアーク―デンバー線が、シカゴに緊急着陸したというのです。ここまでは、飛行機に一体どんな不具合があったのだろうかとか、乗客は全員無事だったのだろうかと心配していましたが、よく聞けば、どうやら乗客同士のいざこざがあったというのです。その原因になったのが、Knee Defender。直訳すると、ヒザ防護装置といった感じでしょうか。それにしても、それがどう乗客同士の争いに繋がったのか──とても興味深い話でした。

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〔写真はGADGET DUCKよりいただきました。〕

Knee Defenderは、今アメリカで販売されている商品で、前に座った人がその座席をリクライニングすることを防止するストッパーのようなものです。大きさは、上の写真のとおり家の鍵くらい小さく、座席テーブルの付け根の部分に取り付けて使用するそうです。これ、確認項目にでもない限り、客室乗務員(以下、クルー)は気づきようがありません。今回の騒動は、これを使用した男性乗客の前に座っていた女性が背もたれを倒そうとして、それが動かなかったことから始まりました。

女性はクルーに、自分の座席のリクライニング機能が作動しないことを伝えます。クルーが状況をよく確認したことで初めて、後ろの男性がKnee Defenderを使用していることが発覚。クルーは男性に、これをすぐに外すように言いましたが、男性はそれを拒否して言うことを聞きません。その態度に憤慨した女性は、なんど男性に水をぶっかけたというのです。一体どれほどの修羅場だったのでしょうか。きっと、その男性と女性の戦いが収まらなかったのでしょう。そのフライトのちょうど中間地点であるシカゴへ緊急着陸することになりました。

でも、緊急着陸した後、その問題の2人はどうなったのでしょうか。男性だけが降ろされたのか、はたまた女性も一緒に降ろされたのか──彼らの行く末まではテレビでは伝えられませんでした。きっと2人とも降機させられたんだろうなぁ。Knee Defenderを使った男性は、その商品名のとおり、自分のヒザがリクライニングされた前の座席にぶつかることを防ぐためにこの商品を使用したのだと察しますが、それを使って問題を起こして降機させられたことで、きっと新しい航空券(シカゴから本来の目的地であるデンバーまでの)を買うはめになったのでしょう。こんなことになるのなら、初めからビジネスクラスの航空券を買っていればよかったのに──きっと、シカゴ―デンバー線でもKnee Defenderは使えず、窮屈な思いをしたんだろうなぁと想像すると、少し笑えました。



posted by Amelia at 21:05| Comment(2) | 航空関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど、勉強になりました。飛行機に乗るのが楽しみになるかな。私には難しいかも知れません(笑)色々と学ばせて下さい。
Posted by 飛行機雲 at 2014年08月28日 23:27
飛行機雲さん
いつもありがとうございます。飛行機は安全な乗り物であるものの、いつどんなことが起こるかわかりませんよね。今回のようないざこざで出発できなかったり、途中で引き返すことになったりすることもあるかと思います。私も日々勉強です。
Posted by Amelia Cafe at 2014年08月29日 08:57
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