2014年08月30日

早い者勝ちの座席取り

LCC(格安航空会社)では、事前の座席指定が有料という方法を採用している会社が多いと思います。一方で、LCCの先駆者とも言われるアメリカのサウスウエスト航空は、座席選びに早い者勝ち制を取り入れています。早い者勝ち制とは何か──もう少し詳しく説明したいと思います。

通常の航空会社は、チェックイン時には必ず座席を確定させます。しかし同社では、この段階ではまだ乗客に座席をアサインしません。搭乗券に書かれているのは、Boarding Group(A〜Cのいずれか)と、Position(1〜50のいずれか)です。例えば、その組み合わせがA35だったとします。これは、座席番号ではなく搭乗できる順番を示しています。Boarding GroupはAから順に、Positionでは1からの順番です。ですから、A35という番号をもらった人は、35番目に搭乗するという決まりです。

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この番号は、くじ引きのようにどんな数字が当たるのかお楽しみというわけではありません。とてもシンプルで、チェックインした順番に数字が割り当てられていきます。先にチェックインした人が先に機内に入れるという仕組みです。他の航空会社では、上級会員やお子様連れのお客様、補助の必要なお客様から優先的に搭乗し、その他のお客さんは優先搭乗が終わったら我先にと一気にゲートへ殺到します。これでは混雑したり、お客様同士のにらみ合いなんかが起きてしまいますよね。

同社は搭乗時間が近づいてくると、A、Bなどと書かれたポールの後ろに、数字の順にお客様を整列させ、順番に搭乗できるように準備しています。早く空港へ来てチェックインすれば早く搭乗できる。そして、好きな座席を選ぶことができます。機内に入ると、空いている席は自由に座ることができます。と言うことは反対に、CのBoarding Groupだったお客さんには、残念ながら中央の座席しか残っていないという可能性が大きくなることも事実です。

LCCでは、機材を効率良く回すために、ターンアラウンド(前の便の到着から次の便の出発まで)の時間が短く設定されていることが少なくありません。そうすると、この搭乗方法のように、早く乗って座席を取りたいならきちんと整列してねと、お客さんを予め誘導しておくことが効果的なのかもしれませんね。確かに斬新な考え方ではありますが、こうすると会社側は誰がどこの席に座っているるか把握できないわけですから、何かあった場合に問題ないのかな、と疑問に思います。きっと大丈夫なのでしょう。

さて、サウスウエスト航空のことを思い出しながら書いていると、またここの飛行機に乗ってアメリカの旅をしたくなってきました。アメリカにいた頃の旅のことも、少しずつ書いていきたいと思っています。




posted by Amelia at 21:13| Comment(0) | 外資系エアライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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