2015年01月07日

バーボンウイスキー

バーの片隅に飾られた1枚の写真には、体の大きい外国人のおじさんと、その半分くらいの日本人のおじさんが並んで写っていました。店内で唯一の人物写真で、きっと何か大切な思い出があるんだろうと察しました。ここは家族でよく訪れる徳島一のバー『BAR TOYOKAWA』のカウンターです。

3杯目のカクテルを飲み始めた頃でしょうか。リクエストした"Around the World(世界一周)"という名前のカクテルを飲み終え、これで世界の旅ができるかなぁなんて話していると、マスターの豊川さんがこう言いました。

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「私も世界を旅したことがあってな、ほの写真、この店に引っ越してすぐの頃やわ。もう25年以上も前、隣で肩組んどるんは『Jim Beam(ジム・ビーム)』の当時の経営者でな、六代目のブッカーや。」と──。ジム・ビームとは、バーボンウイスキーの世界トップブランドで、バーボンウイスキーとは、アメリカ・ケンタッキー州生まれのウイスキーのこと。原料はトウモロコシを51%以上使い、2年以上熟成、水以外を加えずにアルコール度数40%以上でボトリングするなど、原料や製法がある基準を満たさなければストレート・バーボンとは呼べません。

豊川さんは、お店でバーボンを使うなら、それを作っている所を見ておきたかったと、工場を見て旅したそうです。さすが、かつてのバーテンダー日本チャンピオン。お酒については上を行く人がいません。このバーを訪れる度、お酒の原料や産地、違いなどについて色々と教えてくれ、密かにそれを楽しみにしています。いつか本場で本物のお酒を飲みたいなぁと思いながら──。私がお酒を語るにはまだまだ早いけれど、いつの日か、この写真のストレート・バーボンを一口、くいっと飲ませてもらいたいなぁと、願っています。


posted by Amelia at 22:38| Comment(0) | 旅の出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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