2016年03月25日

さりげないひと言が、心に残るフライトに。

「この機体は、今日どこから飛んできたのですか?」
離陸したあとの頃合いを見計らって、客室乗務員に聞いてみました。中部国際空港(セントレア)から羽田に戻るJL208便の機内でのことです。前回のBlogに書いたとおり、羽田空港とセントレアを結ぶ4便のうちの2便が、国際線仕様のボーイング737-800で運航されています。その機材サイズから、アジア諸国であろうことはわかるものの、どの路線なのか気になっていたのです。

「本日は台北から戻ってきた機体を使用しております。ここのところは、台北か天津に行って帰ってきた機材を使うことが多いみたいですよ」と、私のシートの横に腰をかがめ、目線を下げてお話してくれました。国際線は、何度経験してもどこか特別です。今回は国内の旅でしたが、「この飛行機は海の向こう側から飛んできたんだ! 」と思うだけで、心が躍るような気がしました。

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〔セントレアの国内線出発ゲートフロア〕

さて、この便の到着から出発までは、普段よりも幾分か客室乗務員がバタバタしているように感じました。それもそのはず──国際線仕様のB737型機が国内線を運航するときは、国内線の機材よりも1名少ない3名の客室乗務員で対応しているのです。座席数が144席と21席少ないものの、乗客数が変わっても出発準備にかかる業務が減るわけではありません。手際よく準備を終え、定刻より少し早く出発したことには感心しました。

「ちなみに国際線の場合、この機材では5名が乗務しております」私の頭の中まで読み取ってくれたのか、質問していないことまで教えてくれました。日本航空の客室乗務員は、乗客の琴線に触れるプロだと感じます。さりげないサービスに気づくと、誰しも嬉しく感じるのではないでしょうか。私は降機の際に掛けてもらったひと言が心に響き、笑顔で帰路につきました。

「ご搭乗ありがとうございました。"宮下様"、お気をつけておかえりくださいませ」


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2016年03月22日

プラス1,000円でビジネスクラスシートの体験を

この日曜日に、中部国際空港(セントレア)で開催された『航空ファンミーティング in セントレア』へ参加しました。セントレアまでは新幹線ではなく、飛行機を利用。日本航空が運航している羽田ー名古屋(中部)線です。

1日の運航便数は4便2往復。もちろん運航時間は決まっているので、飛行機の時間に合わせて旅程を組むよりも、旅程に合わせて新幹線を使うほうが旅の自由度は高いかもしれません。でも、私のおすすめは断然飛行機。なぜなら、4便のうち羽田からセントレアへ向かう午前便と、セントレアから羽田へ向かう午後便は国際線の機材で運航され、ビジネスクラスのシートを体験できるチャンスがあるからです。

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クラスJ」は、普通席の運賃にプラスたったの1,000円で、機体前方に配置されたゆったりシートに座れるワンクラス上の国内線サービスです。羽田ー中部線の運航機材はボーイング737-800。普通席は通路を挟んで両側に3席ずつですが、クラスJは左側に2席、右側に3席の配置で幾分ゆったりです。一方の国際線機材ではご覧のビジネスクラス「JALスカイラックスシート」に自動的にアップグレード。このシートは通路の両側に2席ずつ並び、横幅は普通席の約1.5倍のスペースを占有できるのです。

このように、海外から戻ってきた国際線機材は国内路線にも投入されて有効活用されています。ふと、「この機体は今日どこから飛んできたのだろう」と疑問に思い、乗務していた客室乗務員にたずねると、とても詳しい答えが返ってきました。同じ機材でも、国際線と国内線のどちらに飛ばすかで取り扱いが大きく異なりますが、その違いを知ることも空の旅を楽しむ秘訣です。詳しくは、次回のBlogでご紹介したいと思います。
posted by Amelia at 22:46| Comment(0) | 日系エアライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月02日

2016年の初フライトと抱負

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。"空の旅"をテーマにしている私の今年の初フライトはJALの453便、羽田ー徳島線でした。この路線は需要が高く、同社国内線の平均利用者数がトップ10に入ることも少なくありません(意外でしょ?)。1日7往復14便のうち、4便がB737-800の小型機、10便が中型機のB767で運航されています。

さて、453便に乗るために搭乗ゲートへ向かうと、飛行機のメッセージボードを抱えてベンチに座っている男性を見かけました。「あけましておめでとうございます‼︎」というメッセージを翼に乗せた飛行機のキャラクターが可愛くて思わず二度見。「写真を撮ってもいいですか?」という私のお願いに、「ぜひぜひ!  よろしければ一緒に撮りましょうか?」と嬉しい返事をいただきました。

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その方はJALの社員さんで、453便で知り合いの機長が操縦するため、応援にきたのだとか。整備士さんの手作りだという写真の飛行機くんは色んな場面で活躍し、たとえばホノルルマラソンのときには「完走おめでとう‼︎」などのメッセージに変わるそうです。部署の垣根を越えた応援体制で、飛行機は社員が一丸となって飛ばしているということを改めて感じました。

年が明けて2日目を迎えましたが、今年はもっと"書く"を楽しみたいと思っています。いま実験的に『note』というサイトで日常を書きつづっています。Blogは航空や旅のことを中心に、noteは生活のなかでふと感じたことや備忘録みたいなものをエッセイ風に。年を重ねるごとに感じるのは、人間はすべての出来事を覚えきれないということ。過去をふと思い出す機会はありますが、当時をすべて思い出すことはできません。いつ何をして、何を感じたのか──気づきやその時の気持ちを文章にして残すことは、仕事に関係なくライフワークにしたいことの一つです。

posted by Amelia at 15:01| Comment(0) | 日系エアライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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