2015年08月10日

モアルボアルの白いビーチ

綺麗な海をただ一目見たくて、モアルボアル行きのバスに乗り込みました。山道に揺られること約3時間。ジャングルの向こう側に見えてきたのが、セブ島の東側の大海原です。

小さなショッピンクセンターの前で降りると、広場に並んだトライシクルのドライバーのひとりがすぐに声をかけてきました。「どこまで行くの?」日に焼けた肌に黄緑色のTシャツとハーフパンツ、笑うと見える白い歯が1本かけているのが印象的な兄ちゃんでした。田舎町へ行くと、乗り物はジープニーよりもトライシクルが主流です。行き先は「ホワイトビーチ」。運賃はドライバーとの直接交渉で相場がわからず、しまった──と思いながらも、片道100ペソ(約270円)なので、OKしました。

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トライシクルは町を抜け、横道を入っていきました。前の小窓から見える景色は、まさにジャングル。舗装されてないデコボコの道の中を、砂ぼこりをたてながら一生懸命に進みます。許容オーバーなんじゃないかと、ずっと心配がおさまりませんでした。だって、エンジンはプスプスと音を立てているし、そもそも1人乗りのミニバイクのような乗り物が、大人が3人ほど乗れる台車を引っ張っているんですから──。

30分ほど走ってようやくたどり着いたホワイトビーチは、名前のとおり真っ白な砂に、エメラルドグリーンの海が爽やかでした。まるでプライベートビーチかのように、泳いでいたのは若い2人だけ。「あ〜失敗したな」そう後悔したのは、水着を持ってこなかったことでした。バックパック1つで来たこの旅、水着はやっぱりいいやと出発間際に取り出して家に置いてきたのです。あ〜残念。でも、また来ようと思います。次にいつか訪れた時にも、ずっとこのまま変わらないでいてほしい──そう願っています。


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2015年07月30日

セブ島バスの旅

セブ島でのバス旅は、まさに冒険でした。南北に長いセブ島の真ん中に位置するセブ・シティの「サウス・バスターミナル」から約80キロ南下し、西岸にあるモアルボアルという田舎町を目指します。その道のりは片道約3時間。最初は長いなぁと思っていたこの時間も、終始退屈することはありませんでした。

出発前、バスの中で酔っ払いの青年が上半身裸で大はしゃぎし、突然床に倒れこみました。すると慌てて警察が飛び込んできて、ピシャリと一喝。「ここはフィリピンです。あなたの国ではありません。そのような格好は認めない。バスに乗りたいなら、そこの売店で服を買ってきなさい」と。サングラスをかけた色黒で強面なポリスに怒られ、「I ♡ CEBU」と書かれた土産用のTシャツを身にまとう青年。緊迫していた車内に、ドッと平和な空気が流れた瞬間です。

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そんなこんなでようやくバスが出発。セブ島の路線バスは、エアコンのあるなしで随分と異なります。ご覧のバスはエアコン付きの方。日本のバスとさほど変わらず車内は快適で、運賃も116フィリピンペソ(約315円)と良心的。ドライバーとお金を回収するお兄さんの2名体制で、支払いは出発後に座席で行います。一方でエアコンなしのバスは、窓が全開で車両は少し老朽化が進んでいます。こちらの運賃は107ペソ(約290円)。たった25円しか変わらないのなら、エアコン付きがいい──そう思うかもしれません。でも、帰り道はこっちの安いバスを選びました。

窓が開いているだけで、景色がグンと近くに感じるのは気のせいでしょうか。モアルボアルからセブ・シティに戻るには、もと来た山をまた越えなければなりません。見渡す限り緑の、まさにジャングルのような山の中を、遊園地の乗り物のように刺激的な速さで走るバス。写真に残そうとしてもブレてしまうので、痛いくらいの風を頰に感じながら、目の前に広がる景色を目に焼きつけました。これだけ緑があると、飲み込みたくなるほど空気がおいしいはずなのに、フィリピンでは至るところでたき火をしていて煙臭い。なんかもったいないけれど、これがフィリピンの匂いなのかもしれません。
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2015年07月26日

ジープニーに乗りたい

フィリピンへ行くと見る確率は100%──ジープニー(jeepney)と呼ばれる乗り合いバスがとても印象に残っています。どこへ行っても、決まって5台ほどがあちこちを走り回る様子が視界に入る、これがフィリピンの日常のようです。

ジープニーは、ジープが生みの親。元々はフィリピンに駐在していたアメリカ軍の払い下げのジープを改造して作られたのが始まりなのだとか。外観は、その可愛らしい名前からは想像もつかないほどド派手。どれ一つとして同じデザインのものはなく、オーナーの個性がむき出しです。ジープニーは庶民の足として生活に欠かせません。だって、普通の乗用車よりもジープニーの台数の方がはるかに多いんです。

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一度は私もこのジープニーに乗ってみたい──と密かに思っています。ご覧のように窓ガラスはなく、座るとちょうど胸から上あたりが大きくくり抜かれています。そこから吹き込む風にあたりながら異国の風景を楽しむ旅なんて、わくわくしませんか? 完全に停止することのないジープニーの後ろから飛び乗る人たちを見て、私もいつか──と冒険心を抱いています。でも、トライするのはまだ早い。だって、セブはリゾート地と言えど治安はよくありません。それに、鶏の首根っこを掴んで胸に抱え、何食わぬ顔で乗っている青年を見たりなんかすると、とてもその近くにはいられません。

そんな私がトライしたのは、「トライシクル」という三輪タクシー。Facebookに写真を載せましたが、小型オートバイに、大人3人が乗れるほどの屋根付きのサイドカーを取りつけた乗り物です。ドライバーのおっちゃんとの会話も成り立たないくらいエンジン音をブンブン言わせながら町をゆったりと走り抜ける時間が、今の私にはちょうどよかったのかもしれません。少しだけ、フィリピンの暮らしに近づいた気がしています。
posted by Amelia at 19:38| Comment(0) | 海外の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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