2014年10月07日

ショートショートフィルムフェスティバル

先日、羽田空港で映画を観てきました。空港で映画?──そう、映画です。羽田空港の新しい試みは、この土曜日に始まったばかりの「ショートショートフィルムフェスティバル」。国際線旅客ターミナルに新しく開設されたTIAT SKY HALLで開催されています。ざっと見て150人程度収容できる座席は、もう半分以上埋まっていました。

なんだ、もう終わってしまったのかと思った方、ご安心ください。今月いっぱい、土日祝日の7時から19時まで開催しています。世界17カ国から集まった27作品を1日かけて上映するプログラム。嬉しいのは、会場に自分の好きな時間に入って、好きな時間に出れること。なんせ、3分から25分の短編ムービーですから。

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私が10作品くらい観た中で大笑いした映画は、「ポニーの牧場」です。5歳くらいの少女がタブレットで育てている馬を、彼女が出かける数日間お世話するはめになった祖父母。初めは使い方すら分からず、寝る間も惜しんで四苦八苦しながら世話しましたが、とうとう全ての馬が天国に召されてしまいました。あぁ、どうしよう、孫に何と言おうと気が滅入っていたおばあちゃんでしたが、少女はタブレットをさっと手に取り、何もなかったかのようにリセットして馬のお世話を始めましたとさ、ちゃんちゃん──というオチでした。

ビックリしているおばあちゃんと、手入れが行き届かずに荒れ果てたお庭、それからすました顔でゲームを始める少女という、ちぐはぐな光景を見て、思わず声をあげて笑ってしまいました。おっかしい。スマホやタブレット端末などの便利なツールがあるが故に努力することや感情を持つことを知らない若い世代のことを面白く伝えています。どうですか、週末に羽田空港で「映画鑑賞の秋」を楽しむのもいいかもしれませんよ。


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2014年08月08日

東京の阿波踊り

8月1日、2日と、連日阿波踊りを楽しみました。羽田空港から電車で5駅のところにある大田区・糀谷の夏の名物。既に今年で40回目を迎え、私よりもうーんと歳を取ったイベントだということに驚いています。

商店街に近づくと、2拍子のアップテンポのお囃子が早速聞こえてきます。子供の頃から聞き慣れている音楽への懐かしさが込み上げ、軽快なリズムに自然と足取りが軽くなりました。

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まずは商店街に面する料理屋のテラス席に腰を下ろし、冷たいビールで乾杯しました。その日集まったのは徳島に関係する会社の仲間たち。私が徳島出身ということで呼んでもらいましたが、かつて徳島空港で働いていた人たちです。そんなメンバーが今は東京の同じ会社で働き、ここで阿波踊りを観ながら徳島の話で盛り上がれるなんて━━不思議で、でも幸せなことだと思います。

さて、本場徳島の阿波踊りは、いよいよ本日幕を開けます。15日までの4日間は街中にお囃子が響き渡り、ぞめきのリズムが頭から離れなくなるでしょう。足取りはいつも2拍子。阿波っ子が一番輝く夏が始まります。
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2014年06月22日

穴子と羽田の歴史

料理屋へ行くと、決まってカウンター席に座るようにしています。お店のオーナーと話をすることを理由に。昨日初めて行った料理屋はカウンター席がメインだったためか、そこに座らざるを得なかったのですが、やっぱりついたのはカウンターの席でした。

ずっとだんまりしていたオーナーさんが、ふとしたきっかけで口を開いてくれる──それを嬉しく感じることがあります。昨日も例外ではありませんでした。ユーモアに富んだおじちゃんの人柄に引き込まれ、また話の内容もとても興味深く強く印象に残っています。

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その料理屋『和加松』は、京浜急行空港線の京急蒲田駅から歩いてすぐそばのところにあり、穴子が売りの老舗です。羽田生まれ、羽田育ちのおじちゃんと、奥さんの夫婦で切り盛りしてもう40年以上。そのずっと前から羽田界隈を見続けてきたおじちゃんの話は初めて聞くことだらけで、ただ目を見張るばかりでした。

戦時中の空戦から、まだ米軍の管理下だった羽田空港など、おじちゃんは当時の羽田を思い出しているのか目を細め、ガハガハ笑っていました。当時子供だったおじちゃんは色んな遊びをしてきたといいます。羽田空港がまだ現在の旧整備場地区にあった頃のこと。その周辺はボーリング場や映画館で栄え、教会が建ち、将校クラブには外車が行き来していたようす。それから、鴨猟場、海水浴場や競馬場など、今からは考えられない光景です。

穴守稲荷神社の門前には温泉旅館が建ち、そこで芸者さんが観光客を楽しませ賑わいを見せていたとか。当時は敬虔な信者として神社へ参拝していたのではなく、一種のリゾートのようだったと言います。それから、当時空港ターミナルへ入るために必要だった入場票のことや、飛行機に乗って操縦させてもらったことなど、遠い昔のことを語るおじちゃん、楽しそうだったなぁ。私も昭和の古き良き時代の羽田空港へ行ってみたい──と望んでも実現するわけはなく、またおじちゃんのお店へ行って聞くしかないようです。

それにしても、穴子が美味しかった。穴子の肝、穴子の白焼き、穴子の骨せんべい、それから穴子にぎりまでも全てが絶品。次は何にしようかと壁に貼られたメニューを眺めていると、あれ?──穴が空いてる。背景が黒くて気づきませんでしたが、5つ穴が空いた●●●●●丼、今度注文してみたいと思います。
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