2016年01月14日

早起きの練習は多摩川で

この世で一番苦手なことは何かと聞かれたら、私は"早起き"と答えます。寝ることが何よりも好きなのに夜遅くまで起きていることが多くて、朝が苦手になってしまいました──つまり、夜型人間です。

1分でも長いベッド時間を確保し、起きてから家を出るまでの時間の記録更新に奮闘していた時期もありました(ちなみに最短は12分)。高校生の頃は朝5時に起床して、授業の前にお弁当作りとフルートの朝練を日課にしていたことが嘘みたい。なんで大人になるにつれて情熱は薄れていくのだろう──それは目標を持って行動しているかどうかなのだと最近よく思います。

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こんな前置きはさておき、早起きの苦手意識を解消しようとはじめたことがあります。それは、近所の土手で日の出を迎えること。朝起きて光を浴びるとシャキッと目が覚めるといわれるように、朝日が効果的だと思ったのです。現在の日の出は6時50分。20分前に飛び起きて、寝巻きのうえにコートを羽織ってマフラーをぐるぐる巻きにして出発。自転車にまたがり、ほんの1分のところにある堤防へ向かいます。

日の出を拝むには、多摩川と海老取川の合流地点にある五十間鼻(ごじゅっけんばな)付近がベスト。左手は羽田空港、右手は浮島の工業地帯で、その真ん中あたりを見つめて待ちました。空がオレンジ色に染まりだすと、川の水面もほんのりと色づきます。船が動き出し、海鳥が活動しはじめる頃にやっと顔を出した太陽が、D滑走路に降りてくる飛行機と出会う──私は、そんな一瞬を捉えようと毎日繰り出すおじさまカメラマンたちに刺激をバシバシと受けています。


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2015年09月25日

羽田と多摩川とハゼと。

シルバーウィーク中は、気持ちのよい秋晴れが続きました。暑くもなく、寒くもなく、アウトドアには最適のシーズン。職場へ向かう途中に通る多摩川河口付近には、朝から釣りに訪れた人たちが連日多く見られました。

前に土手沿いを散歩していた時、お父さんと小学生くらいの娘さんが釣りを楽しんでいました。「このあたりでは何が釣れるんですか?」と聞いてみると、「この時期はハゼだね。これは今晩のおかず、から揚げでね」と言って、バケツの中をのぞかせてくれました。羽田は、すぐ近くに空港がありながら下町情緒のあふれる町。休日に多くの家族が釣りを楽しむ光景も、私の好きな羽田の一つです。

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宮下家も、クローゼットにしばらく眠っていた釣り竿を引っ張り出してきて、ハゼ釣りに参戦しました。このあたりでは、7月〜10月頃のシーズン中の多い時には、何十匹も釣れると聞きました。残念ながらこの日は、お隣の常連さんもあまり取れていないようす。2時間ほど粘って、うちのバケツにも7匹のハゼを連れて帰りました。

さて、まだピンピンしているハゼをさばくのは主人の役目。私はかわいそうと思いながらも、それを高温に熱された油に投入する担当です。揚げたて熱々のハゼを、焼き塩と徳島のすだち酢を添えて食卓に並べました──小さい小さいハゼでしたが、口に含むと甘くて柔らかい。なかなかの一品です。もしかすると、羽田に住む宮下家の定番ご飯になるかもしれません。
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2015年05月17日

羽田のぼさ天

京急線・穴守稲荷駅から歩いて5分ほどのところに、「ぼさ天」の美味しいお店があります。羽田空港から目と鼻の先のこの界隈は、古くからの漁師町。羽田の漁師さんが羽田沖で捕ったばかりの新鮮なぼさで作られた天ぷらです。「そもそも『ぼさ』って何?」と思う人が半数以上でしょうか。私もつい最近まで知りませんでした。

それもそのはず──「ぼさ」とは小さな川エビのことで、多摩川河口にしか生息していないのだとか。それをカラっと揚げたものが、創業42年の『食通  ゆたか』の名物・ぼさ天です。ぼさ海老は市場に出まわらないそうで、ここは、そのぼさ海老が食べられる数少ないお店の一つです。

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ぼさ天は、海老のほか、玉ねぎや三つ葉がたっぷり入ったかき揚げでした。中までこんがり揚げられ、その食感はふわふわではなく、サクサク。かき揚げというよりも、おせんべいに近いかもしれません。「できればフライト前じゃなくて、羽田に着いた後に来てもらいたいのよ」と、お店のおばちゃんは言います。ぼさ天を揚げる時は、そのサイズの大きさに、ほかの天ぷら作りが中断してしまうのだとか。1回揚げるのに15分かかると言うから、やっぱり時間には余裕があったほうがいいかもしれません。

それからもう一つ、忘れてはいけないのが「穴子天重」です。重箱からはみ出すほどの穴子が1本半乗った丼ぶりは、食べ応え満点。脂がのった身厚の白身と、香ばしく揚がった衣の絶妙な食感と旨味に舌鼓を打ちました。ペコペコだったおなかも、一気にパンパン。さて、これからは冷たいビールの美味しい季節が本格的にやってきます。羽田まできたら、ぼさ天や穴子天と一緒に一杯いかがですか?
posted by Amelia at 23:22| Comment(2) | 羽田のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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